2016年秋ごろから、Googleの自動翻訳機の精度が格段に向上していき、 これからは大変な勉強をしなくても楽な時代がくると予想され、英語を 勉強する人は減るのではないかという見方もあります。 私はむしろ、英語学習をする人はさらに増えると思っております。 AIの自動翻訳の精度が上がれば、英語にかかわる人が増えると思っています。 多くの人がAIの自動翻訳を使って外国人とコミュニケーションを取ろうとしています。 そこで大きな問題が生じるのです。 悲しい、嬉しい、楽しいは自動翻訳できても微妙なニュアンスはAIは伝えることができない からです。 AIの自動翻訳機を使ってコミュニケーションする機会が増えるほど、逆に自分で英語で伝えたい という気持ちになり、英語学習のモチベーションにもつながると考えております。 今や日本以外の多くの国の人の英語力はしだいに高まってきております。 彼らが自動翻訳を使って英語を話すことはまず考えられません。 テクノロジーの進歩で世界の壁が低くなればなるほど、英語を自分の言葉で話す機会や必要性 がかならず高くなっていると思います。 会議で6人中5人が外国人で英語を話せて日本人1人が自動翻訳機を使っている・・・ そんな時代にならないよう、自動翻訳機のツールとコミュニケーションは分けて考える べきだと思います。