日本人が公式に英語を学びはじめたきっかけは、1808年 オランダ国旗を掲げた異国船「フェートン」号が長崎に 入港したことです。 実はこの船はオランダ商船にみせかけたイギリスの軍艦でした。 突然の来襲により、警護の薄さから幕府は水や食糧の要求に 応じることになり、当時の佐賀藩士数名が自刃したという大事件に なりました。 これを期に幕府は当時の長崎奉行所で通訳や翻訳をしていた30人 ほどの役人がブロムホフというオランダ人にオランダ語なまりの 英語の講義が1811年に始まったとされています。 オランダ人から英語を教わっていたとは驚きですね。